劇的進化の国産パネル爆誕!メーカー担当者に取材しました!

こんにちは。リケングループ代表の縫村です。

今回は長州産業さんのオフィスへ伺い、新しく登場した太陽光パネル「JAPAN BLACK Nシリーズ」について、メーカー担当者さんに直接お話を聞いてきました。

太陽光パネルは、カタログの数字だけを眺めても違いが分かりにくい商品です。そこでこの記事では、メーカーの考え方、新モデルで変わった点、どんな屋根と相性がいいのか、見積もりで何を見るべきかまで、動画の内容を7つのトピックに整理してお伝えします。

※動画の内容を、読みやすいように再構成し、メーカー公表情報で補足した記事です。

▼動画で見たい方はこちら

「国内でつくる」だけでなく、現場まで見ているメーカー

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長州産業の太陽光パネルと聞いて、まず「国産メーカー」という印象を持つ方は多いと思います。

ただ、今回お話を聞いて改めて感じたのは、価値は生産国の表示だけではないということです。住宅の屋根は一軒ごとに形も広さも違います。方角、勾配、影のかかり方、周辺環境まで含めると、同じパネルを並べれば同じ結果になるわけではありません。

だからこそ、製品の性能だけでなく、屋根への収まりや施工後のことまで含めて考える必要があります。メーカー担当者さんとの話からは、「高性能な1枚をつくる」だけでなく、「日本の住宅でどう使われるか」を強く意識していることが伝わってきました。

私自身、お客さまに提案するときは「国産だから安心」で終わらせません。どこでつくられているかに加えて、屋根に何枚載るのか、総容量はいくつになるのか、保証と施工体制はどうか。そこまで見て、初めて判断材料になると考えています。

新しいNシリーズの核は「N型TOPConセル」

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今回の新製品で一番大きな変更点は、高効率の「N型TOPCon(トップコン)セル」を採用したことです。

太陽光パネルは、真夏の強い日差しを受けると表面温度がかなり上がります。日差しが強ければ単純に発電量も上がり続けると思われがちですが、実際には高温になるほど出力が落ちやすいという特性があります。

Nシリーズは、この高温時の出力低下を抑える方向に進化しています。つまり、カタログ上の最大出力だけではなく、実際の屋根で発電する場面を意識した設計です。

ここで大切なのは、「TOPConだから必ず一番」と決めつけないこと。屋根の条件、設置できる枚数、価格、保証まで含めた総合判断が必要です。ただ、暑さが厳しい日本の屋根で使う製品として、高温時の発電性能に目を向けた進化は、かなり分かりやすいメリットだと感じました。

同じ大きさで364Wから390Wへ。屋根面積を変えずに高出力化

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標準モジュールは、従来のBシリーズが364Wだったのに対し、新しいNシリーズは390W。外形寸法はどちらも1,544×1,148×40mmなので、同じ大きさのパネルで1枚あたり26Wアップしています。

変換効率も、従来モデルの20.5%から22.0%へ向上しました。

これは、屋根が急に広くなるわけではない住宅用太陽光にとって大きなポイントです。たとえば同じ枚数を載せられる屋根なら、パネルの設置面積を増やさずにシステム全体の容量を上げられる可能性があります。

一方で、「1枚あたりの出力が高い=必ず総容量も最大」とは限りません。屋根の形によっては小型パネルや台形パネルを組み合わせたほうが、最終的な搭載容量が増えることもあります。見るべきなのは390Wという数字だけではなく、実際の配置図に落とし込んだときの合計容量です。

標準・ハーフ・台形・低反射。複雑な屋根にも合わせやすい

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日本の住宅には、寄棟、切妻、片流れなどさまざまな屋根があります。さらに、窓や換気設備、影の影響などで、使える面積が限られることも少なくありません。

Nシリーズには、390Wの標準タイプに加え、258Wの小型タイプ、126Wの台形・ハーフタイプがあります。さらに、周辺への光の反射が気になる場所に配慮した低反射タイプも用意されています。

このラインナップの強みは、屋根の余白をただ残すのではなく、形の違うパネルを組み合わせて使えることです。大きなパネルだけでは収まらない場所にも小型や台形を配置できれば、限られた屋根面積をより有効に使えます。

特に住宅密集地では、発電量だけでなく反射への配慮も重要です。低反射タイプが選択肢にあることで、近隣環境まで考えた設計がしやすくなります。

30年の出力保証。見積もりは「安さ」より中身を比べる

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Nシリーズでは、30年間の「ハイブリッドリニア出力保証」が導入され、25年目以降も保証値90%を30年目まで維持する設計になっています。

太陽光発電は、設置して終わりではありません。長く使う設備だからこそ、初期費用だけでなく、将来の出力低下をどこまで保証するのかは重要な比較ポイントです。

総額だけを横に並べると、安く見える見積もりが有利に感じます。でも、搭載容量や保証内容が違えば、同じ条件の比較にはなりません。価格より先に、見積もりの「中身」をそろえて比べることが大切です。

Q&A

Q1.Nシリーズは従来モデルより、必ず発電量が増えますか?

同じ設置枚数なら、1枚あたりの出力向上によって総容量が増える可能性があります。ただし、実際の年間発電量は方角、勾配、影、地域、パワーコンディショナなどの条件でも変わります。配置図と発電シミュレーションの両方で確認してください。

Q2.N型TOPConセルは、何がいいのでしょうか?

大きな特徴は、高効率であることと、高温時の出力低下を抑えやすいことです。真夏に高温になりやすい住宅の屋根で、実発電を意識した技術だと捉えると分かりやすいです。

Q3.小さいパネルや台形パネルを使うメリットは?

標準サイズだけでは生まれる余白を活用しやすくなります。複雑な屋根でも組み合わせ次第で搭載容量を伸ばせる可能性があるため、パネル単体ではなく屋根全体のレイアウトで比べるのがおすすめです。

Q4.低反射タイプは、どんな家で検討すべきですか?

周辺住宅や道路、建物の窓などに反射光が届く可能性が気になる場合です。必要性は屋根の向きや勾配、周辺環境で変わるため、現地調査のうえで判断します。

Q5.長州産業を選べば間違いありませんか?

良いメーカーであることと、あなたの家に最適であることは別の話です。屋根条件、予算、蓄電池との組み合わせ、保証、施工会社の対応まで比較して決めるべきです。私はメーカー名だけで結論を出さず、同じ条件の見積もりを並べて判断することをおすすめします。

まとめ

長州産業の新しいJAPAN BLACK Nシリーズは、N型TOPConセルの採用、390W・変換効率22.0%への高出力化、屋根に合わせやすい複数サイズ、低反射タイプ、30年の出力保証が大きな特徴です。

ただし、カタログの数字だけで決めるのはおすすめしません。

大切なのは、あなたの屋根に何枚載り、何kWのシステムになり、どのくらいの発電が見込めるのか。そして、見積金額に何が含まれ、誰が施工し、設置後をどう支えるのかまで確認することです。

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