太陽光で雨漏りする?施工会社が教える「原因と防ぎ方」

こんにちは!リケンエナジーのヌイムラです!

住宅用太陽光発電をご検討中の方から、特によくいただくのが「屋根に穴を開けて、雨漏りしませんか?」というご質問です。

結論からお伝えすると、屋根の状態と構造を事前に確認し、正しい部材・手順で施工すれば、雨漏りのリスクは大きく抑えられます。一方で、確認不足や施工ミスがあると、設置後のトラブルにつながる可能性があります。

私が現場で特に重要だと考えている原因は、次の3つです。

  1. ルーフィング材や野地板の仕様を確認しないまま施工すること

  2. 築年数が長い住宅で、屋根内部の劣化を見落とすこと

  3. 金具まわりのコーキング施工が不十分なこと

それぞれの原因と対策を順番に解説します。

▼今回の記事を動画で確認したい方はこちら▼

ルーフィング材・野地板の仕様確認不足

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太陽光を設置する前に確認したいのが、「矩計図(かなばかりず)」です。矩計図は建物の断面図で、外からは見えない屋根内部の構造や寸法を確認できます。

屋根は主に、表面の「屋根材」、雨水の侵入を防ぐ「ルーフィング材」、下地となる「野地板」、屋根を支える「垂木」で構成されています。

屋根材が太陽光設置に対応していても、その下にあるルーフィング材や野地板が施工基準を満たしているとは限りません。図面で種類と厚みを確認し、採用する太陽光メーカーの基準に適合するか判断する必要があります。

たとえば、野地板が9mmの場合は、メーカーや工法によって施工可否が分かれたり、補強が必要になったりします。バラ板が使われている屋根も、補強板が必要になる場合があります。

矩計図が手元にない場合は、住宅を建てたハウスメーカーや工務店へ問い合わせてみてください。屋根材だけで判断せず、防水層と下地まで確認することが、雨漏り対策の第一歩です。

築年数が長い住宅の屋根内部劣化

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図面上の仕様に問題がなくても、現在の屋根が健全とは限りません。特に築年数が長い住宅では、ルーフィング材が破れたり、野地板が腐食したりしている可能性があります。

以前、瓦を外したところ、ルーフィング材が破れ、野地板が黒く変色して穴まで開いていた現場がありました。太陽光工事の前から雨漏りが進んでいましたが、住んでいる方は気づいていませんでした。

その現場では、状態を写真でお伝えし、先に屋根を補修してから太陽光を設置しました。

小屋裏の点検口や、瓦を一時的に外すことで内部を確認できる場合があります。築年数が長い住宅では、「設置できるか」だけでなく、「先に屋根を直すべきか」まで判断することが大切です。

金具まわりのコーキング施工不足

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穴あけ工法では、取付金具まわりのコーキングが防水の重要な役割を担います。

基本的な流れは、下穴を開ける、穴へコーキング材を充填する、金具とビスを固定する、ビス頭や必要箇所を追加で防水する、という工程です。

充填量が足りない、ビス頭の処理を忘れる、施工箇所の確認が不十分といったミスがあると、雨水の侵入経路ができる可能性があります。

コーキング材は、正しい位置・量・順番で施工されて初めて性能を発揮します。パネルを載せる前に施工箇所を写真に残し、別の作業員も確認するなど、二重チェックが重要です。

リケンエナジーでは、判断に迷う場合はメーカーへ確認してから工事を進めています。

工事前に施工会社へ確認したい4項目

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見積もりや現地調査の際は、次の4項目を施工会社へ確認してみてください。

  1. 矩計図などで屋根内部の構造を確認しているか

  2. ルーフィング材・野地板の種類と厚みを確認しているか

  3. 築年数や劣化状態から、補修の必要性を判断しているか

  4. 金具や防水処理を写真や複数人の目で確認しているか

太陽光を載せた後は、その下の屋根や金具を簡単に確認できません。パネルの性能や価格だけでなく、設置前の確認方法と施工記録まで確かめておくと安心です。

設置後も定期点検を

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パネルの下は直射日光が当たりにくいものの、コーキング材や屋根がまったく劣化しないわけではありません。

太陽光発電協会(JPEA)は、住宅用太陽光発電について、設置後1年目、その後は4年に1度の定期点検を推奨しています。

点検では発電状態だけでなく、可能な範囲で屋根や固定部も確認します。台風や地震の後、雨染みや発電量の低下など異常を感じたときは、定期点検を待たず施工店へ相談しましょう。

Q&A

Q1. 太陽光を設置すると、必ず雨漏りしやすくなりますか?

いいえ。屋根の事前確認とメーカー基準に沿った施工ができていれば、リスクは大きく抑えられます。問題になりやすいのは、パネルそのものより確認不足や施工ミスです。

Q2. 矩計図がなくても設置できますか?

まずは建築したハウスメーカーや工務店へ確認しましょう。見つからない場合も、現地調査や小屋裏の確認などで判断できるケースがあります。

Q3. 野地板が9mmだと設置できませんか?

一律に設置不可ではありません。メーカーや金具、工法によって異なり、補強によって対応できる場合もあります。

Q4. 築年数が長い家には設置できませんか?

築年数だけでは決まりません。屋根の状態を調べ、必要に応じて補修や葺き替えを先に行えば、設置できるケースがあります。

Q5. 点検はどのくらいの頻度で必要ですか?

JPEAは設置1年後、その後は4年に1度の定期点検を推奨しています。ただし、災害後や異常がある場合は早めの確認が必要です。

まとめ

太陽光発電の雨漏り対策で重要なのは、「屋根内部の仕様確認」「既存屋根の劣化確認」「金具まわりの確実な防水施工」の3つです。設置後も定期点検を行い、屋根と太陽光を一緒に守っていきましょう。

リケンエナジーでは、図面確認から現地調査、メーカーへの適合確認、施工後のサポートまで一貫して対応しています。

「自宅の屋根に設置できるか知りたい」「雨漏りが心配」という方は、公式LINEまたはホームページからお気軽にご相談ください。

※施工可否や保証条件は、屋根の仕様・使用部材・メーカー・工法によって異なります。

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弊社のショールームでは、太陽光パネルの実物をご覧いただけます。写真やカタログだけでは分かりにくいパネルの質感やサイズ感を、ぜひ実際に見てお確かめください。

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