太陽光・蓄電池の4つの保証について解説します

こんにちは。リケンエナジー代表の縫村です。

太陽光発電や蓄電池は、設置してから長く使う設備です。
だからこそ、価格や性能だけでなく、「故障したとき、誰が、どこまで対応してくれるのか」まで確認しておきたいところです。

ただし、保証は年数が長ければ長いほど安心、とは限りません。

大切なのは、保証の対象・条件・免責事項・費用負担、そして保証を実行する会社や仕組みです。

今回は、太陽光・蓄電池に関係する保証を4つに分けて、選ぶときの注意点まで率直に解説します。

▼今回の記事を動画で確認したい方はこちら▼

まず知っておきたい「4つの保証」

画像

太陽光・蓄電池の保証は、大きく次の4つに整理できます。

  1. 太陽光パネルの保証

  2. 蓄電池・パワーコンディショナのシステム保証

  3. 自然災害補償

  4. 施工保証

注意したいのは、すべてを同じ会社が保証するとは限らないことです。

メーカーが担う保証、販売施工店が担う保証、保険会社が引き受ける補償など、責任の所在が分かれています。

比較するときは「何年保証か」だけでなく、次の点まで確認してください。

  • 誰が保証するのか

  • 何が対象になるのか

  • どのような場合が対象外か

  • 修理・交換・撤去・運搬・再設置費用は誰が負担するのか

  • 保証を受けるために、どのような点検や証明が必要か

太陽光発電協会の表示ガイドラインでも、保証を訴求するときは、期間だけでなく保証内容・対象製品・条件・範囲・免責事項などを明記することが望ましいとされています。

太陽光パネルは「出力保証」と「製品保証」を分けて考える

画像

太陽光パネルの保証には、主に出力保証と製品保証があります。

出力保証は、決められた期間内にパネルの出力がメーカー所定の基準を下回った場合に対応する保証です。

ただし、「今年は発電量が少ない」というだけで、すぐに適用されるものではありません。

発電量は、天候、日射量、気温、影、汚れなどでも変化します。そのため、前年より発電量が少ないという感覚だけでは、パネルの性能低下なのか、環境条件の違いなのか判断できません。

適用の可否を確認するには、点検や測定、メーカー所定の診断が必要になる場合があります。

一方の製品保証は、材料や製造上の不具合など、パネルそのものの故障を対象とするものです。パネル裏面のケーブルや接続部品が対象に含まれる場合もありますが、保証範囲はメーカーごとに異なります。

特に確認したいのは、調査のための取り外し・運搬・再設置費用です。

不具合が認められた場合と、異常なしと判断された場合で費用負担が変わることもあります。保証書の細かい条件まで見ておきましょう。

蓄電池・パワーコンディショナは「機器」と「容量」の保証を確認

画像

蓄電池やパワーコンディショナには、主に機器保証があります。通常使用の中で製造上の不具合や故障が起きた場合に、メーカーの規定に沿って修理や交換を行うものです。

ただし、故障の原因が施工にある場合は施工保証、落雷や水害など外部要因による場合は自然災害補償の扱いになる可能性があります。症状が同じでも、原因によって使う保証が変わる点がポイントです。

蓄電池では、機器保証とは別に容量保証が設けられていることもあります。

スマートフォンと同じように、蓄電池も使用とともに実際にためられる電気量が少しずつ低下します。一定期間内に、メーカーが定める容量維持率を下回った場合に対応するのが容量保証です。

ただし、保証年数や基準となる残存容量、測定方法はメーカーごとに異なります。

画面上の残量表示だけでは判定できず、メーカーによる診断が必要な場合もあります。「15年保証」という年数だけで比較せず、何%を下回ったら対象になるのかまで確認してください。

自然災害補償は「対象外」と「火災保険との関係」が重要

画像

自然災害補償は、火災、落雷、風災、水災、飛来物などによって太陽光・蓄電池設備が損害を受けた場合に備えるものです。いたずらや突発的な事故が対象に含まれる商品もあります。

一方で、地震、津波、噴火、害獣によるケーブル損傷などは対象外となることがあります。

対象となる災害の種類は商品ごとに違うため、「自然災害補償付き」という言葉だけで判断してはいけません。また、商品によっては、ご自宅の火災保険による補償を先に確認し、不足分を設備側の補償で扱う仕組みがあります。

太陽光や蓄電池を設置したら、火災保険の契約先にも設備追加を伝え、建物の評価額や補償対象に反映されているか確認しておくと安心です。補償限度額、免責金額、経年による減額、撤去・再設置費用の扱いまで確認しておきましょう。

施工保証は「長さ」より「実行できる仕組み」を見る

画像

施工保証は、工事中の物損や、施工不良が原因となる雨漏り・配線トラブルなどに備える保証です。太陽光パネルは屋根に設置するため、僕は4つの中でも特に重要な保証だと考えています。

ただし、「20年」「25年」「無期限」といった長期保証だから安心とは限りません。年数が長くても、販売施工店だけの自社保証で、修理費用を裏付ける保険や第三者保証がなければ、将来その会社が対応できない可能性があります。

施工会社を比較するときは、次の5点を確認してください。

  • 保証主体は販売施工店、メーカー、保険会社のどこか

  • 雨漏りや配線不良は対象か

  • 免責金額と補償限度額はいくらか

  • 点検、足場、撤去、再設置まで含まれるか

  • 施工会社が事業を継続できなくなった場合も保証されるか

Q&A

Q1. 発電量が下がったら、すぐ出力保証を使えますか?

すぐに適用されるとは限りません。

天候や影、汚れなどの影響を確認し、必要に応じて点検・測定を行ったうえで、メーカーの基準に沿って判断します。

Q2. 蓄電池の持ちが悪くなったら容量保証の対象ですか?

体感だけでは判断できません。

メーカーが定める残存容量の基準を下回っているか、所定の方法で診断する必要があります。

Q3. 自然災害補償があれば、火災保険は不要ですか?

不要とは言えません。

火災保険を優先して使用する条件の商品や、補償範囲が重なる商品もあります。両方の契約内容を確認してください。

Q4. 施工保証は20年の会社と10年の会社なら、20年の方が安心ですか?

年数だけでは判断できません。

保険の裏付け、免責事項、費用負担、会社の継続性まで含めて比較することが大切です。

Q5. 不具合が起きたら、まずどこへ連絡すればいいですか?

まずは販売施工店へ連絡するのが基本です。

保証書、契約書、機器の型番、エラー表示、発生日時、写真などを準備しておくと確認がスムーズです。

まとめ

太陽光・蓄電池の保証で大切なのは、年数の長さだけではありません。

  • 何が保証されるのか

  • 誰が保証を実行するのか

  • どのような条件や免責があるのか

  • 修理に必要な費用をどこまで負担してもらえるのか

この4点まで確認して、初めて保証の実力が分かります。

リケンエナジーでは、機器の性能だけでなく、保証内容や設置後の対応まで含めてご案内しています。

「見積書に書かれている保証の違いが分からない」
「他社の長期保証が本当に安心なのか確認したい」

という方も、ぜひお気軽にご相談ください。ご家庭の設置条件に合わせて、保証書の見るべきポイントまで分かりやすくご説明します。

ショールームで実際のパネルを展示しています!

弊社のショールームでは、太陽光パネルの実物をご覧いただけます。写真やカタログだけでは分かりにくいパネルの質感やサイズ感を、ぜひ実際に見てお確かめください。

画像

ショールーム見学の予約はこちら▼

本件に関するお問い合わせ

問い合わせ先 リケンエナジー有限会社 営業担当宛
TEL 0120-320-082
MAIL info@riken-co-ltd.co.jp
所在地

< 本社 >東京都渋谷区笹塚2-1-6 JMFビル
<杉並支社>東京都杉並区浜田山1-23-7
<印西支社>千葉県我孫子市布佐下新田39
<埼玉支社>埼玉県川口市中青木2-18-22
<中部支社>愛知県名古屋市千種区大久手町5-2

太陽光・蓄電池
取り扱いメーカー

長州産業 / 京セラ / DMM.com / HUAWEI / XSOL / AIKO

ハンファQセルズ / カナディアンソーラー / ニチコン /  長府工産  /  SHARP

施工エリア

 

  • 東京都
  • 埼玉県
  • 神奈川県
  • 千葉県
  • 山梨県
  • 愛知県
  • 岐阜県
  • 三重県
  • 福岡県
  • 佐賀県

 

ページ上部へ